ルーフパネルとは、車の屋根(ルーフ)部分を指しています。ドアやボンネットなどと同じで外板パネルですが、同時に車の骨格(フレーム)にも該当します。
ルーフパネルを損傷して交換や修理について知識がないままセルフで行った場合、後悔することになるかもしれません。
そこで、今回はルーフパネルに関する説明と、ダメージを受けた場合の交換・修理をする際の注意点や費用を分かりやすく解説いたします。
二戸市のカーネットワークではルーフパネルの交換・修理も承っております。二戸市の方はもちろん、一戸町や三戸町にお住まいの方も、お困りごとがあればお気軽にご相談ください。
結論から言うと、ルーフパネルを交換したら場合、「修復歴車」になります。そのため、査定に大きく影響する可能性が高いです。
修復歴車とは、車の骨格(フレーム)を交換・修理した車のこと。車の骨格は車の強度にも関係しているため、査定に大きくかかわる箇所となります。
車の価値が大きく下がる可能性も。車の骨格(フレーム)に該当する箇所は下記ですので、ぜひ参考にしてみてください。
【骨格に該当するもの】
・サイドメンバー
・ピラー
・ダッシュパネル
・フロアパネル
・フロントインサイドパネル
・トランクフロアパネル
これらのパーツを交換した場合は「修復歴車」となります。
では、交換ではなくルーフパネルの修理を行った場合は修復歴車に含まれるのでしょうか?次で詳しく解説します。
ルーフパネルの修理が「修復歴車」と見なされるかどうかは、修理内容によって異なり、一部例外もあります。
下記に、
①修復歴車となるケース
②修復歴車とならないケース
③例外のケース
の3点をまとめていますので、ルーフパネルの修理で疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
【①修復歴車となるケース】
・ピラーの損傷がルーフパネルにまで影響が出た場合
ルーフパネルそのものが直接ダメージを受けて損傷を受けていなくても、センターピラーやフロントピラーのダメージを受けてルーフパネルにまで大きなへこみ・歪みが出たて修理をした場合は、「修復歴車」と見なされます。
・ルーフパネルのインナー部分に一定以上のダメージや修理履歴がある場合
ルーフパネルの周囲のインナー部分にへこみや曲がりがあったり、サンルーフ装着時にルーフパネルをカットした場合も該当します。
【②修復歴車とならないケース】
・アウターパネルの損傷や修理
ルーフのインナーパネルではなく、アウターパネルのみに凹みなどのダメージを修復した場合には、面積にもよりますが「修復歴あり」ではなく、「板金修理」というカテゴリーに分類されます。
【③例外:オープンカー】
オープンカーとはルーフがない、またはルーフが開閉可能な車のことを指します。一般車のようにルーフが強固に接着されているわけではないため、骨格には含まれません。そのため、ルーフを交換しても「修復歴車」には該当しないんです。
続いて、ルーフパネルの交換・修理費用について解説します。
ルーフパネルの修理は業者によって金額が異なります。ここではディーラーと板金業者・整備工場の2つを比較してみます。
【ディーラーで修理する場合】
ディーラーで修理を依頼した場合は、小さな凹みであっても最低5万円程度は必要になってきます。また、10cm四方を超える大きさであれば10万円近くに及ぶ可能性もあります。
【板金業者・整備工場で修理する場合】
整備工場であれば、ディーラーよりも金額が抑えられます。具体的には、2万5千円程度~で施工できる場合もあり、ディーラーに比べると相場はかなり低めになるでしょう。
ただし、どちらの業者であっても、凹みがインナーパネルに達し車内の天井の修理も必要な場合はかなり高額になるので注意が必要です。ディーラーなら20万円程度、板金業者・整備工場などの場合で10万円以上はかかってしまうことも。
【ルーフパネルを交換する場合】
数十万円~場合によっては100万円を超えることもあります。年式や車の状態によっては廃車、乗換えも視野に入ってくるかもしれません。
修理、交換、どちらの場合であってもセルフでの対応は難しく、車にとっても重要な骨格部分に含まれるため、一度プロの専門業者にご相談されることをおすすめいたします。
カーネットワークは、二戸市で最新の技術とサービスを提供する整備工場。
常に進化し続ける整備工場であれるように、最先端のサービスもを積極的に導入。国産車からベンツ・BMW・アウディなど輸入車の鈑金塗装(キズ・へこみ修理)や車検・整備もお任せいただける、技術・設備が揃っております。
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